サロマ湖ウルトラマラソン、防疫徹底して開催に農協同意

6月16日の北海道新聞によると、北海道湧別町農協が口蹄疫の感染を懸念して、中止を要請していた6月27日に開催予定の第25回サロマ湖100キロウルトラマラソンについて、主催者の北見市、湧別町および佐呂間町は15日、同農協など地元3農協の組合長らと北見市内で協議し、感染防止策の徹底を条件に開催することで合意しました。

北見市などは、消毒体制の完備、コース上の人員配置、仮設トイレ設置、応援できる場所の限定など、酪農地帯への立ち入り防止策を示し、農協側は開催に同意しました。湧別町農協の友沢勇司組合長は「主催者が防疫対策の徹底を約束したので今後、中止を求めることはないが、不安を感じている生産者は多い」と話しているということです。

予定通り開催されることで、喜んでいる参加者も多いことと思いますが、主催者側の要請にしたがって消毒への協力や、指定されてコース以外には立ち入らないなど、ルールを守ってレースを楽しんでいただきたいと願います。

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