国内6大マラソンが賞金レースに 日本陸連が方針決定

日本陸上競技連盟は9日開いた理事会で、主催する国内6大マラソンを今秋から賞金レースとする方針を決めました。時事通信

対象となるレースは男子は東京マラソン、福岡国際マラソンおよびびわ湖毎日マラソン、女子は東京国際女子マラソン、大阪国際女子マラソンおよび名古屋国際女子マラソンの合計6大会。具体的な金額や世界新記録に対するボーナスなどに関しては今後各マラソン大会と早急に調整するということです。

海外の主要大会ではすでに賞金レース化が進んでいて、ついに今年1月に開催されたドバイマラソンでは優勝賞金が25万ドル、世界新記録ボーナスが100万ドルとなっています。そのほかの大会でもニューヨークシティマラソンが優勝賞金13万ドル、ロンドンマラソンが5万5000ドルなどとなっています。

これらのレースに対抗して、有力選手を集めるには賞金化もやむをえないといった背景も感じられます。

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