ランニングトピックス
長野オリンピック記念長野マラソン 来年から新コースで実施
長野オリンピック記念長野マラソンは、来年4月に開催される第11回大会から、新コースで開催されることが7月29日に開催された組織委員会議で決定されました。
信濃毎日新聞から引用します。
長野オリンピック記念長野マラソン大会の組織委員会議は29日、長野市内で開き、来春の第11回大会から新コースで実施することなどを決めた。大会は来年4月19日に、第10回と同じ定員8000人で出場者を募集して行う。
新コースは、長野運動公園(長野市東和田)をスタートし、長野オリンピックスタジアム(同市篠ノ井東福寺)にゴールする発着点は同じ。前後半で1カ所ずつ、コースを変更する。
前半部分は、旧コースでは国道406号を左折、すぐに折り返して西に向かっていた行程をなくす。国道406号から国道19号につながる道路の開通に伴い、走者は国道19号に出てから西進。長野市役所を通過して長野大通りを右折、5キロ地点を過ぎたところで旧コースに戻る。
後半部分は、25キロ地点以降、千曲川を左手に見て堤防道路を走るコースから、堤防道路区間を大幅に減らし、千曲川を右手に見て走るコースにする。終盤のアップダウンを和らげるため、松代大橋をコースから外した。
出場者へのアンケートで、折り返しや急カーブの解消を求める声のほか、長い堤防道路や、一度ゴール施設が見えてから再び離れることに心理的負担を訴える意見があったため、日本陸連のコース公認更新のタイミングに合わせ、より走りやすいコースに変更することにした。今秋の日本陸連の審査を経て、正式に決まる。
また、ギリシャ・アテネで11月9日に開く第26回アテネクラシックマラソンに、第10回大会男子5位の末次巧幸(カネボウ)、女子6位の田上麻衣(アルゼアスリートクラブ)の両選手を派遣することも決めた。
(信濃毎日新聞 2008年7月30日)