ランニングトピックス
新潟マラソンで新コース検討
新潟日報によると、毎年10月に開催されている新潟マラソンのコースを一新し2010年の第28回大会から、市内の観光名所走るコースに変更する案での検討が開始されました。
以下、新潟日報から引用します。
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毎年10月に「新潟マラソン」を開催する新潟市は、2010年の第28回大会からコースを一新し、市内の観光名所を走る案などの検討に入った。陸上関係者からは「新潟のシンボルである万代橋を走ってみたい」との声が上がっている。
新潟マラソンは、全国の政令市で唯一、市民フルマラソンがある大会で、県内外から5000人以上が参加する。昨年の大会からフルマラソンの制限時間を1時間延長し5時間とした。今年の大会にはフルマラソン、ハーフマラソン、10キロの3部門に過去最高の約6300人が申し込んだ。同市スポーツ振興課によると「県外からも1000人ぐらい参加し、経済効果も大きい」という。
ただ、現在のフルマラソンコースは市陸上競技場を発着とし、国道402号を通って、西蒲区越前浜で折り返すルート。交通規制時間が長い上、出場選手からは「海岸線だけでつまらない」「応援にいけない」と評判は芳しくなかった。
また、関屋分水路近くのやすらぎ堤トリムコースでは、救急車が入れない狭いルートもあり安全面での不安も指摘されていた。
そこで、同市では10年の第28回大会から新コースでの開催を検討。市総合計画では1万人規模の大会を目標としており、政令市の魅力を発信する大会を目指すことになった。現在は市街地や港など市の名所をルートとする案などを検討している。
同大会実行委員会会長の宮川忠昭同市陸上競技協会会長は「新潟の名所である万代橋や柾谷小路を走れれば、大会に出たいという人は多い。東京マラソンのようなメジャーな大会になれば」と期待を込める。
こうした声を受け、同市スポーツ振興課では「代替交通路の問題もあるので、陸協や警察など関係団体と相談して考えていきたい」と話している。
新潟日報2008年12月3日